キンドル出版のアカウント停止は、戦力外通告

エッセイ

初めに

副業で稼ごうということで、ユーチューブやブログを探した結果、キンドル出版(以下KDPといいます)を始めることにしました。

書き溜めてあった小説やAIイラストを半年かけて400冊ほど出版しました。

がんばって、いろいろな人の意見も参考にして、毎日努力して、毎日数百円ぐらいは入ってくるようになりました。

フォロワーさんも数十人はできました、半年で稼いだ金額等については後述します。

とにかく毎日コツコツ、大きな稼ぎではないけれど副業の中心に据えるか、そんなことを思ったころに、事態は急転。

突然運営からの難癖(としか思えない)。コンテンツ違反です。
これについてはあちこちの記事で読んでいたので気を付けていました。

現に売られている他人の本も研究しました。
が、そんなことははっきり言って無意味でした。

結局私としては納得いかないまま、本日アカウントの停止を食らい、KDPから、追い出されてしまいました。

未払い分が三か月分ありますが、没収ということで払ってもらえません。なんで、何をやった。まあそれはおいおい。

あちらこちらの記事に誘われKDPに手を出そうと思っている人、まあ反対はしません。でも手を染める前に、この記事をちょっと読んでみてください。

アカウント停止当たりの重要な部分は、諸般の事情で、有料記事にしてありますが、きっとあなたの役にたつはずです。

KDPとは

アマゾンの一部門(?)キンドルが運営する自費出版の方法です。
いろんな人が記事にしたり動画にしたりしてるので、皆さんご存じですよね。

そこで大事な3つの特徴だけお話しします。
まず1番目、本が売れなくても、読まれればページ当たり0.4円になる。

イメージとすれば、立ち読みされるだけでお金になるということです。100ページ読まれれば何と、40円。

読者もアンリミテッドというものに入っていると、ただで読めるという利点があります。だからどんどん立ち読みしてくれる、かもしれない。

2番目、3か月ごとに5日間、無料で本を配るというキャンペーンができます。これで自分の知名度を上げることができる、はず(笑)

3番目、自分の本が世界中のアマゾンで売られる。考えようによっては、何億人もの読者を獲得できます。

どれも著者にとってはありがたい話。
だけど、キンドルにとっては、どうなんだろう。

ポリシーとコンテンツガイド


ネットの世界で一番企業が気にするのが、いわゆるコンプライアンス。
企業にとっては世間からたたかれる元は作りたくありません。

もめごとの種はいろいろあるでしょうが、ヘイトとポルノが多分一番関係があるでしょう。

そこで、規約には細かいことがいっぱい乗っています。もめた時の裁判の管轄なんてふつうあんまり関係ないから、読まずに同意。
読んでも法律家でもない限りわからない。

でも、コンテンツのガイドラインは、読もうとあちこちの記事で言っているので目を通しましょう。

こちらは丁寧にわかりやすく書いてあります。でもね、詳しいけれど落とし穴があるんです。

うんうん、わいせつなもの、性行為、性行為をにおわすものは不可。
そりゃまあそうでしょ。

大丈夫、児ポ法も読んだ。法律を破ったりしない。
そうですよね。

ハイ、アカウント停止確定。
ガイドラインは優しく詳しく、しかし抽象的に記載されています。

具体的には?
「それはいちいちお知らせできません、我々(キンドル)が判断します」だって。

アカウント停止

ある日突然キンドルから通知が来ました。

画像


これがわいせつで、性行為もしくは性行為を思わせるイラストらしい。と、いうことでアカウント停止。

納得はいかないけれど、何を言ってもキンドルは判断を変更することはありません。

それは以前もめてわかっていました。あほらしいので了解とだけ答えて縁を切りました。

まあ切られたともいえるけど、、。
月に数千円でもめるのなんて時間の無駄ですからね。

一回目のアカウント停止

ある日ハタっと気が付きました、最初の月の売り上げ2万円、次の月の売り上げ1万2千円。

これはいけるかな、そう思ったら次の月は2千円の売り上げでした。どうやら最初の2か月ほどは優先してサイトの上のほうに乗っけてくれるようです。

最初は週に2冊ずつ、1か月たってからは主力をAIイラストに変えて、2日で3冊のペースで出版してました。

優先時間が過ぎたら、出版数は増えても売り上げは上がりません。ここでふつうは過激なイラストに走るのですが、絶対引っかかるという予感。

そこで、過激に走らず、海外に打って出ることにしました。
これがまず第一の躓き、出した本はなんて事のない花見の写真。

ヌードどころかパンチラもありません。
順調に進み、無事出版。

手始めに英語版にしました。
出版して2日目に、著作権が確認できませんというメールが来ました。

どうやら同じ本が、違う著者ですでに出てるとのこと。そりゃそうでしょ「ひぐらしなく」で日本で出版してるから。

英語版の著者は、「HIGURSHINAKU」、横文字で書けというのに従ったら名前が違うから別人と判断されたらしい。

同一人物です、と宣誓して、再度本を出版手続き、無事出版できました。
ほっとしたのもつかの間、今度は日本のカスタマーセンターからメール。

あなたの本は著作権が確認できないから出版できない、本はブロックしたとのこと。

は?何の話、ちゃんと出版されてるじゃん。そうメールしたら、いや嘘だブロックしているとの返事。

出てるって、こういう番号で出ている、とメールを返しました。
そしたら担当のTという人物から、あなたの本はコンテンツ違反だ、アカウントを一時停止する、というメールが来ました。

理由は、と聞いたら答えられない。コンテンツ違反の判断は我々がする、の1点張り。

ブチ切れて「勝手にしろ」とメール。ここでやめるつもりでした。すでに金にならない日が何日も続いていたので、はした金のために頭は下げたくない。

そのまま10日ほどほったらかしておいたものの、多少気になってキンドルのページにアクセス。

そしたらページはまだ残っていて、ガイドラインを守るという宣誓をしたら今回は許してやる、という一文が入っていました。

カチンと来たけど、ここは大人になってその旨のメールを送ったら、1時間もたたないうちにアカウントは復活しました。

とうとうアカウント解除

ここから先は他のブログで有料記事(100円)にしてます。気になる人は是非m(__)m

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